Windows FTP コマンド
Windows FTP のコマンドでファイル送信を行う。
特定フォルダー内のファイルをすべてサーバーへ転送する(mput 、ファイルを1づつ転送するときは put を使う)
再帰的にそのフォルダーの中のディレクトリまで転送する場合、Windows FTP 単品で再帰的に転送することができないので
サーバー側へフォルダーを作成してファイルを転送する部品を書く必要がある。
Windows FTP のコマンドでファイル送信を行うバッチファイル
E: ←ドライブ切り替え cd \ ←一度ルートにして cd ・・・ ←転送したいフォルダーまで cd cd ・・・ ←転送したいフォルダーまで cd cd ・・・ ←転送したいフォルダーまで cd del log.txt ←logファイルクリア ftp -s:ftp_command.txt >> log.txt pause ←一応確認の為 処理終了時 pause させる※とりあえず、カレントをルートにしておけば、FTPコマンドでターゲットフォルダーを書き換えることができるので
わざわざバッチ側で切り替えなくてもOK.
サーバーへ送ったファイルのパーミッションを変更する
サーバーへ送ったり、受け取ったりはよしとしよう。さて、パーミッションの変更だ。
FTPのコマンドにはない。
そういうときに使うコマンドが、 quote だ。
unix で、パーミッションを変更するときは、 例えば、 chmod 755 ファイル名。
これを quote で実行させる場合には、 quote site chmod 755 ファイル名 と、記述する。
他のコマンドは、 quote cwd / とか site って入れなくても動くんだけど、なぜか chmod は site って付ける。
Windows FTP のコマンドでファイル送信を行うコマンドファイル
—- ftp_command.txt —open [HOST] [ID] [PASSWORD] quote pasv prompt cd www cd wp cd work mput * disconnect bye
Windows FTP コマンド
コマンド(マルチ) | 書式 | コマンドの説明 |
---|---|---|
! | ! [command] | ftpサブシステムからパソコンのコマンドシェルを起動ります、コマンドシェルからは「exit」でftpのプロンプトに戻ります。[command]を指定するとパソコンのコマンドを実行してftpのプロンプトに戻ります。 |
注意 | ||
? | ? [command] | ftpコマンドの説明を表示します。このリファレンスの英語版が表示されます。 |
append | append pc-file [server-file] | パソコンのファイルをサーバのファイルに追加します。[server-file]を指定すると、[server-file]に追加されます。 |
ascii | ascii | ファイル転送モードをアスキーモードにします。デフォルトはアスキーモードです。 |
bell | bell | ファイル転送が完了するたびにベルが鳴るようにします。デフォルトはオフで、コマンド送信ごとにモードが反転します。 |
binary | binary | ファイル転送モードをバイナリモードにします。デフォルトはアスキーモードです。 |
bye | bye | サーバと接続を切断してftpを終了します。 |
cd | cd server-directory | サーバの作業ディレクトリを移動します。 |
close | close | サーバと接続を切断して、プロンプトに戻ります。 |
delete | delete server-file | サーバのファイルを削除します。 |
debug | debug | デバッグモードを切替えます。デバッグモードがオンになっていると、サーバに送信される各コマンドは、先頭に文字列>を付けて出力されます。デフォルトはオフで、コマンド送信ごとにモードが反転します。 |
dir | dir [server-directory [pc-file]] | サーバのファイルとディレクトリの一覧を詳細表示します。[pc-file]も指定すると、一覧がパソコンのファイルになります。 |
!dir | !dir [server-directory [pc-file]] | ローカルのファイルとディレクトリの一覧を詳細表示します。 |
disconnect | disconnect | サーバと接続を切断して、プロンプトに戻ります。 |
get | get server-file [pc-file] | サーバのファイルをパソコンに転送します。[pc-file]を指定すると、ファイル名が[pc-file]に変更されます。 |
glob | glob | グロブモードを切替えます。パソコンのファイル名とパス名の指定にメタ文字(*?)が使用できます。デフォルトはオンで、コマンド送信ごとにモードが反転します。 |
hash | hash | 進行状況表示モードを切替えます。データブロック転送を#(ハッシュ)で表示できます。データブロックのサイズは2048バイトです。デフォルトはオフで、コマンド送信ごとにモードが反転します。 |
help | help [command] | ftpコマンドの説明を表示します。 |
lcd | lcd [local-directory] |
ローカの作業ディレクトリを移動します。 ドライブ切り替えは、lcd E:\ で切り替わります。 ルートへの移動は、lcd \ で切り替わります。 |
literal | literal argument […] | argumentをサーバに送信します。サーバのftpコマンドを実行できます。 |
ls | ls [server-directory [pc-file]] | サーバのファイルとディレクトリの一覧を表示します。[pc-file]も指定すると、一覧がパソコンのファイルになります。 |
mdelete | mdelete server-file […] | サーバの複数のファイルを削除します。 |
mdir | mdir server-file […] pc-file | サーバの複数のファイルとディレクトリの一覧をpc-fileに転送します。pc-fileがパソコンのファイルであるかを確認します。 |
mget | mget server-file […] | サーバの複数のファイルをパソコンに転送します。 |
mkdir | mkdir server-directory | サーバにディレクトリを作成します。 |
mls | mls server-file […] pc-file | サーバの複数のファイルとディレクトリの一覧をpc-fileに転送します。pc-fileがパソコンのファイルであるかを確認します。 |
mput | mput pc-file […] | パソコンの複数のファイルをサーバに転送します。 |
open | open host [port] | [host]で指定したサーバに接続します。 |
prompt | prompt | インタラクティブモードを切替えます。複数(マルチ)指定で対話的に実行を問合せるプロンプトを表示します。インタラクティブモードがオフになっていると、mgetとmputで指定したファイルすべてを寡黙に転送、mdeleteで指定したファイルはすべてを寡黙に削除します。デフォルトはオンで、コマンド送信ごとにモードが反転します。 |
put pc-file [server-file] | put pc-file [server-file] | パソコンのファイルをサーバに転送します。[server-file]を指定すると、ファイル名が[server-file]に変更されます。 |
pwd | pwd | サーバの現在の作業ディレクトリを表示します。 |
quit | quit | サーバと接続を切断してftpを終了します。 |
quote | quote argument […] | アーグメントをサーバに送信します。サーバのftpコマンドを実行できます。 |
recv | recv server-file [pc-file] | argumentをサーバに送信します。サーバのftpコマンドを実行できます。 |
remotehelp | remotehelp [command] | サーバで実行できるftpコマンドのヘルプを表示します。 |
rename | rename filename newfilename | サーバのファイルの名前を変更します。 |
rmdir | rmdir server-directory | サーバのディレクトリを削除します。 |
send | send pc-file [server-file] | パソコンのファイルをサーバに転送します。[server-file]を指定すると、転送したファイルの名前が[server-file]に変更されます。 |
status | status | 現在のftpの状態を表示します。 |
trace | trace | パケットトレースモードを切替えます。ftpコマンドを実行するときに、traceにより各パケットのルートが表示されます。 |
type | type [type-name] | 現在のファイル転送モードを表示します。[type-name]を指定すると転送モードを[type-name]に指定します。 |
user | user user-name [password][account] | サーバに対してユーザーを指定します。 |
verbose | verbose | 饒舌モードを切替えます。すべて応答を表示され、転送が終了すると転送効率に関する統計が報告されます。デフォルトはオンで、コマンド送信ごとにモードが反転します。 |
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