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ワードプレスの自動更新は止めるべし

ワードプレスは、VER3.7あたりでスクリプトの自動更新が導入されました。
もちろん、この機能は、デフォルトでオンです。

とりあえず、マイナーバージョンアップの時のみということですが。

でも、怖いですよね?

互換を無視してバージョンアップするワードプレスは、知らないうちに自動更新されていて、知らないうちに動かなくなっている。

複数のサイトを持っていたり、更新が月に数回程度のサイトならば、これほど怖いものはない。
その間、場合によっては表示されていない状態が続いているわけですから。

検索エンジンに対してもよくないわけです。

なので、基本的にこの自動更新は止めたい。

ワードプレスの自動更新を止める


ワードプレスの自動更新は、
・コアファイル(WordPress本体)
・プラグイン
・テーマ
・翻訳ファイル
の4つが対象になっています。

自動更新は、それぞれの対象ごとに止め方が異なってきます。

コアファイルの自動更新を止める


wp-config.php に以下のコマンドを記入することで止めることができます。

デフォルトでは、こういった設定
define( ‘WP_AUTO_UPDATE_CORE’, true );

これを止める場合
define( ‘WP_AUTO_UPDATE_CORE’, false );

まぁ、マイナーバージョンアップならたぶん大丈夫だろうということなら。

マイナーアップグレードのみ有効化。開発版、メジャーアップグレードは無効化する


define( ‘WP_AUTO_UPDATE_CORE’, minor );


プラグインの自動更新を止める


以下のコードをfunctions.phpに設定します。

有効化
add_filter( ‘auto_update_plugin’, ‘__return_true’ );

無効化するには、
add_filter( ‘auto_update_plugin’, ‘__return_false’ );

ただし、プラグインの場合、無効化がデフォルトです。


テーマの自動更新を止める


以下のコードをfunctions.phpに設定します。

有効化
add_filter( ‘auto_update_theme’, ‘__return_true’ );

無効化
add_filter( ‘auto_update_theme’, ‘__return_false’ );

ただし、テーマの場合、無効化がデフォルトです。


翻訳ファイル自動更新を止める


以下のコードをfunctions.phpに設定します。

有効化
add_filter( ‘auto_update_translation’, ‘__return_true’ );

無効化
add_filter( ‘auto_update_translation’, ‘__return_false’ );

翻訳ファイルは、有効化がデフォルトになっています。

翻訳ファイルなら自動更新で構わない気がします。

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