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phpMyAdmin でMySQLデータベースをバックアップ/リカバリーする方法

一番スタンダードなMySqlのバックアップ/リカバリーの方法をまとめておきます。

phpMyAdmin で MySQL データベースをバックアップする

phpMyAdmin で MySQL データベースをバックアップする作業手順は以下の通り。
1、phpMyAdmin にログイン
 データベースユーザーID,パスワードを入力することでそのユーザーが管理しているデータベースにアクセスできる状態になります。
 勘違いするのは、「データベースにアクセスする」。そう考えるとターゲットのデータベースを特定する情報をいれたくなるんだけど、ユーザーの管理するデータベースにアクセスするという考え方。

2、ターゲットのデータベースにアクセスする。
3、エクスポートを実行。

phpMyAdmin にログイン

phpMyAdmin は、通常サーバーに設置されています。
そのため、サーバーのコントロールパネルからphpMyAdminを選択した時点でログイン完了になるサーバー(レオサーバーなど)もあるし、ユーザーID,パスワードを入れる必要があるところ(エックスサーバーなど)もあり、サーバーによってはデータベースホストを指定しないといけないところ(ロリポップなど)もあります。


ロリポップのphpMyAdminログイン画面

ターゲットのデータベースにアクセスする

ターゲットのデータベースをクリックします。

エクスポートを選択します。

エクスポート方法を詳細に切り替えます。

ターゲットのプレフィックスを持つテーブルを選択します、
※プレフィックスとは、データベーステーブル名の接頭語で上の画像でいえば dtb- がそれにあたる。
※基本的にプレフィックス(接頭語)が同じテーブルは同じプログラムの同じユーザーのデータという意味合いをもつ。
※まれに複数のプレフィックスを使うプログラムもあり(OpenPNEなど)一概にプレフィックスが同じ=同じプログラムユーザーにはならない。
※ワードプレスの場合は、プレフィックスはユーザー指定(他とぶつからないように指定する必要がある)で1ワードプレスサイトで共通となる。

エクスポートを実行

実行をクリックします。
基本的にエクスポートするテーブル指定外のオプションは指定する必要はありません。


phpMyAdmin でデータベースをバックアップ/リカバリーする方法のまとめ

データベースのバックアップというと関連する(プレフィックスの同じテーブル)全部をエクスポートしようとしますが(効率的で楽だし)1テーブルづつエクスポートして保存していてもインポート時に問題になることはありません。

phpMyAdmin のエクスポート、インポートはファイルの受け渡しをブラウザから行うため、あまり大きなファイルだとインポートに失敗することがあります。

文字セット(キャラクタセット)は、UTF-8 が標準で、まれに ujis などで保管されていることがあります。
その場合、文字化け必須のうえに場合によってはインポート時点で失敗します。

対策としては、エクスポートファイルそのものを加工して UTF-8に変換してからインポートするようにします。
キャラクタセットのコンバートはかなり苦労しますが(^^;


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